黄金の国 陶芸展は、一関市千厩の玉の春酒造の蔵において、岩手県南部、宮城県北部の地域で作陶している作家12人が出品して、今回21回目になります。

私も、花入れや食器類を多く展示していますが、見ていただきたい中心は陶画です。海を表現して作った陶画4点のほか7点の陶画を展示していますが、中でも「後の月」に思いを込めて展示しました。

8月の満月に続いて、日本人が愛でる9月の13夜の月を表しています。

ススキの向こうに輝いている月とはいえ、満月の時の風情とはまた趣きを異なる美しさがあります。どこの町にもあった風景のひとつですが、これもまた時代と共に見られ無くなって来た風景です。

今、この時期に見て感じていただきたい作品です。会期は9月9日から11日までで、この作品展が終わりますと私の作品作りも、本格的に始動します。

【開催場所】

一関市（千厩酒のくら交流施設）
第21回 黄金の国 陶芸展
2017年9月9日（土）から9月11日（月）
10:00～17:00（最終日は16:00まで）入場無料
岩手県一関市千厩町千厩字北方134番地
web.http://www.pref.iwate.jp/event/moyooshi/056389.html

【お問い合わせ先】

一関市商業観光課
tel.0191-21-8412