10月の窯焚きの後、11月に神戸市南京町ギャラリー蝶屋での写真の納庄秀成さんとの二人展、そして12月の東京都足立区の「足立のものづくり展」への出展と作品発表の機会がつづいた。
神戸市南京町ギャラリー蝶屋での二人展は、3年もの間気仙沼市に支援で神戸市から来てくださった納庄さんが、気仙沼を始め東北各地を見つめてカメラに収められた作品と私の陶器との二人展。納庄さんの静かで深い洞察力が、16点の写真の中に込められていた。
足立区の「ものづくり展」は2011年の東日本大震災復興支援から始まったもの。毎回、心からの感謝を持って出展していました。そして今は熊本大地震で壊滅的な被害を受けた、熊本県西原村の陶芸家宇高弘子さんも支援の対象として私と一緒に作品を展示しています。女性ならではの魅力ある作品に、この1年に多くのファンができているようです。
12月半ばから、友人の手を借りて赤松10本の伐採をしました。マツクイムシにやられるよりも役に立てて欲しいと近所の人にいただくことになっての伐採でした。
のべ1週間をかけて切り倒し45センチの長さに切って、トラックで窯の側まで運び終えることができました。この松丸太は来春の窯焚き1回分となります。
2019年の私の事始めは、喜びに満ちた薪作りです。どなたにとっても、喜びに満ちた新年になることを祈念します。